建築用語集
あ
アイランド型キッチン—キッチンユニットの一部または全部を壁から離し、アイランド(島)のように独立させたキッチン。
相見積—工事の施工者を決める場合に、請負金額の多寡で決めようとして、数社から見積りをとること。
上がり框—玄関などの上がり口に取りつける横木や板。 ケヤキ、御影石、大理石など見ために美しいものがつかわれる。
アクリル系繊維—アクリルニトリルを原料とした化学繊維で、主成分のアクリルニトルの比率が85%未満のもの。難燃性を有する。
アクリル繊維—ウールに似た性質をもち、保温性、染色性に優れ、寸法安定性もある。
アプローチ—敷地の入口から建物の玄関をつなぐ通路。 客を迎える場所として、植栽などで演出をすることも多い。
遊び毛—短繊維の束状のパイルから繊維が抜け出ることによりおこる。製品上の欠陥ではない。
RC—鉄筋コンクリート(Reinforced Concreteの略)。 圧縮力の強いコンクリートを、引張力の強い鉄筋で補強してある。
圧着可能時間—接着効果を生み出すためのローラーなどによる圧着が可能な時間。
後染め—糸を一旦タフトして白生機の状態にした後に染色するもので、ウインス染色と連続染色がある。
アンダーレイ—床材と床との間に敷きこむクッション材の総称。
石目—クロスやクッションフロアーなど、石の模様を写したものを石目、または、石目模様という。
市松貼り—縦方向と横方向交互に貼る方法。カーペットタイル等の施工に多くおこなわれる。
入母屋屋根—上部が2方向に勾配する切妻屋根、 下部が4方向に勾配する寄棟屋根の形状をとっている屋根。
インレイド—ビニルチップ(細粒)やビニルペレット(細片)を散布配列し、ゾル(透明樹脂)で固め、パルプやガラスなどによる裏打ち紙を貼り合せたもの。
ウォークインクローゼット—歩いて出入りできる大型の収納スペース。棚やハンガーパイプが取りつけられており、おもに衣類を収納する。
ウォールナット—クルミの木のことで、世界に通用する銘木の一種で、北米やカナダに生育する落葉の広葉樹である。
ウッドデッキ—建物の前、地面より1段高く設置する木製のテラス。 リビングと庭の中間にある半屋外空間としてつかわれる。
ウール—羊の毛を原料とする天然繊維。保温性、吸放湿性、弾力性に優れ染色性にも優れる。
ウールマーク—純毛製品の国際的な品質保証マーク。国際羊毛事務局の定める品質基準に合格した製品に付される。
エクステリア—門、扉、塀、物置、カーポート、庭、アプローチなど建物の外構。反対語は建物の内装を指すインテリア。
江戸間—東日本の大部分の地域で使用されている畳の寸法。880mm×1760mmが一畳の大きさ。
エマルション—液体の中に、溶解しない他の液体粒子が分散混合し、乳化状態となっているもの。
LED(照明)—Light Emitting Diode の頭文字で、電圧を加えると発光ダイオードのこと。LEDをつかった照明のこともいう。
塩化ビニル樹脂—プラスティックのひとつで耐薬品性、耐摩耗性に優れた熱可塑性樹脂。壁紙、シートなど用途は広い。
エンボス加工—彫刻された金属ロールで熱プレスして浮彫り模様をつける加工のこと。
オーバーフロー—洗面器や浴槽の上端から水が溢れるのを防ぐため、最上端より少し下に設けた排水口のこと。
オープンキッチン—リビングやダイニングと同じ空間にあるキッチン。部屋が広く見える、会話がしやすいなどのメリットがある。
オープンタイム—接着剤を塗布してから床材を施工するまでの待ち時間。
オール電化住宅—照明、空調、調理、給湯などに必要なエネルギーを、すべて電気でまかなっている住宅。
か
開口部—壁、屋根、天井などに設けられた、窓をはじめとする穴の部分。採光、換気、眺望などの役割をはたす。
カウンタートップ—キッチンにある調理台や作業台。用途などにあわせて、ステンレス、人造大理石、無垢材など、様々なものがつかわれる。
可塑剤—合成樹脂やゴムなどをやわらかく加工するために添加される物質。
型(板)ガラス—ガラスの片面に凸凹(型模様)をつけたガラスで、光は通したいけど、視界は遮りたいという場合に使用されるガラス。
切妻屋根—本を開いて伏せたような形状をとっている屋根。 住宅の屋根の形状としては、もっとも代表的かつ一般的といえる。
CAD—CAD(Computer Aided Design)とは、コンピューターを用いて設計をすること、もしくはコンピューターによる設計支援ツールのことである。
鏡面仕上げ—表面を平滑にし、鏡のように磨き上げた仕上げ。
クッション フロアー—床に貼る化粧材である。下地が木でもコンクリートでも貼れ、防水性が良いことから、脱衣室やトイレの床などの定番として使われる。
くも現象—カットパイルの一部のパイルが異なった方向にねてしまい水溜りの様に見える現象。商品的欠陥ではない。
クラック—コンクリートやモルタルなどに起こる亀裂のことで、乾燥に伴う収縮や膨張などで生じる割れ。
軽量鉄骨—軽量鉄骨は、主に小規模建築の骨組みや、大規模建築の補助材などに利用される。
ゲージ—タフトマシーンの針の間隔を示す単位。1/10ゲージは横方向1インチ間に10本の針があることを意味する。
原着—合成繊維を紡糸する前の原液に顔料を混合し、これを紡糸して着色した繊維を作る。耐光性、耐薬品性に優れている。
クローズドキッチン—リビングやダイニングなどから完全に独立させたキッチン。煙や臭いがもれにくいなどのメリットがある。
グルニエ—屋根裏部屋。収納スペースとしてはもちろん、 書斎、アトリエ、子供部屋など多目的に利用できる。
蹴上げ—階段の1段の高さ。安全に昇降できるよう、建築基準法では23cm以下に設定するよう決められている。
珪藻土—植物プランクトンが化石化し土になったもの。すぐれた断熱性、調湿性,吸臭性などから、内装材につかわれる。
勾配天井—傾きのある天井。屋根の形状によってやむなく傾く場合と、 意匠性や機能性をねらいあえて傾ける場合がある。
戸建て—アパートや共同住宅に対して使う言葉で、1棟で独立した1戸建ての住宅のことである。
ゴム汚染—床材に含まれる可塑剤とゴム製品に含まれる酸化防止剤とが化学反応を起こして変色するもの。
コートハウス—壁や塀で囲まれた中庭(コート)がある住宅。 プライバシーをまもりながら、かなりの採光と通風が確保できる。
コンパネ—コンクリートパネルの略語。
コンポジションタイル—バインダー含有量が30%未満の塩化ビニルタイル。
古材—古民家などを解体したときにでる木材。趣きある風合いとすぐれた強度から需要が高まっている。
さ
サイディング—建物の外壁につかわれる板状の建材。素材によって、窯業系、金属系、樹脂系、木質系などにわけられる。
在来工法—土台、柱、梁などで組みあげる日本の伝統的な工法。設計の自由度が高い、増改築がしやすいなどの特徴がある。
ササラ巾木—階段に使用する巾木のこと。
サニタリー—衛生廻りの空間、トイレ・浴室・洗面所を1ヶ所にまとめた場合に、こう呼ぶことがある。
サンルーム—採光をふやすため、天井や壁に大きなガラス窓を設けた部屋。居室としてはもちろん、温室などとしてつかうこともある。
シアーカーテン—薄い生地でできた、光を通すカーテン。ただし、レースのような編み物ではなく、薄い織物状のカーテンを言う。
漆喰—石灰に麻などの繊維、フノリなどの膠着剤をくわえ、水で 練りあげた塗壁の建材。調湿性や防火性にすぐれている。
集成材—乾燥・製材した小幅材を、繊維の方向をそろえて接着した木材。天然木の欠点である割れ、反り、くるいなどが起こりにくい。
人造大理石—樹脂でつくられた大理石風の建材。耐水性や耐久性にすぐれ、キッチンのカウンタートップやバスタブにつかわれる。
シーミングテープ—カーペットをジョイントする際に使用するテープ。
シーラー—コンクリート、ブロックなど吸収性の高い下地に塗布する下地処理剤。
シャギー—パイル糸が25mm以上でやや太目の燃りをかけたカットパイル。
重量床衝撃音—比較的重めで低音域の床衝撃音。遮音等級は「Lー45」などと表し数値が少ない方が遮音性は高い。
ジュート—黄麻の繊維で、タフテッドカーペットの裏張り用生地として多く使われる。
衝撃吸収性—G値(転倒衝突時の衝撃加速度)で表され、この値が小さいほど衝撃が小さく、衝撃吸収性が良いとされる。
スキップフロア—床の高さを半階ずつずらした構造。壁や廊下ではなく段差で仕切ることで、変化と広がりのある空間がつくれる。
数寄屋造り—茶室の要素を取り入れた日本の伝統的な建築様式。長押を省き、面皮柱、荒壁、下地窓などをしつらえる。
ステッチ—タフトマシーンの縦方向1インチ間のパイル打ち込み本数。
スラブ—四周を梁などに支持された鉄筋コンクリート造の床。
スリーブ—配管などを横断箇所に貫通させるため、コンクリートの打設前に仕込んだ穴。
寸法安定性—温度や湿度などの環境変化に対する寸法及び形状の安定性。
制電糸—制電気の発生を抑え、また発生した静電気を逃がすためにカーペット等に織り込む糸。
石膏ボード—クロス下地や塗装下地にするだけではなく、最も安価な壁材もしくは壁下地材として使われる。カッターでたやすく切断でき、釘打ち施工も簡単であるため、広く使われている。
セントラルヒーティング—建物の1ヵ所にボイラーなどの熱源装置をあつめ、各室を暖める暖房システム。集中暖房、中央暖房ともいう。
ゼロホルマリン—シックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物・ ホルムアルデヒドを含まない建材。
外断熱—外壁の内側でかつ柱の外側で断熱すること。木造住宅では、ボード状の断熱材を柱の外側に張るので、外張り断熱というべきである。
た
耐候性—太陽光、風雨、気温などの諸条件に対する抵抗力の事。
耐光性—紫外線等による色あせに対する抵抗力の事。
耐力壁—建物の重量などによる垂直の力と、地震や強風による水平の 力に抵抗する壁。建物を支えるためには不可欠である。
帯電防止性—静電気気の発生を制御したり、拡散する事で導体の帯電を少なくする。
耐動荷重性—床材の上をキャスターのついた台車等が移動する際に加わる力に対する耐久性。
耐摩耗性—床材の擦り減りに対する耐久性。
耐薬品性—薬品を滴下した際に生じる床材の変色、膨れ等に対する耐久性。
立ち上げ施工—床材を腰下等の壁に施工する方法。
三和土—石灰、土、水を混ぜて練りあげたものを塗りかためた土間。現在ではコンクリートを塗ることが多い。
タッセル—タッセルとは房という意味で、カーテンを開けた時に、風などで広がらないように纏めておく部材。
タフテッドカーペット—タフテッドマシーンによる、刺繍カーペットの一つ。素材はウール、アクリル、ナイロン、ポリエステルなどで、形状はカット、ループの両方があり無地から多色の柄まで可能。
ダブルシンク—キッチンに大小2つのシンクがついていること。一方で食材を切り、一方で食器を洗うなど、用途にあわせてつかいわける。
チーク—チークは収縮率がきわめて低く、とても硬い。年月がたつとロウが浸みだしてきて、風合いのある艶をもった表情になる。
チムニー—煙突。暖炉の排煙のために取りつけられる煙突のほか、外観の飾りとして取りつけられる煙突もある。
2×4工法—木材の枠組に構造用合板などを張り、面で構造を支える工法。耐久性や耐震性にすぐれている。
坪単価—坪単価は工事の大まかな目安になる。建築主がいう坪単価は、法定床面積を対象にし、施工者がいう坪単価は、施工床面積を対象にしている場合が多いので、注意が必要である。
デッドスペース—設計上できてしまう利用するのが難しい空間。 例えば、階段下などが挙げられる。
出窓—外壁面から出っ張った窓のこと。出窓は室内が広く見え、壁面に変化を付けることができる。
テラコッタ—素焼きの意味で、建築物の内外装に使われる粘度製品をいう。
テラス—建物の前、地面より1段高く設置する広めの屋外空間。リビングやダイニングからダイレクトに出入りできる。
テラゾー—大理石を模して作る人造石の一つ。
ドアレール—ドアーレールは上部にベアリングの入った、コの字形のレールを取り付けたもの。床面にレールがないので、車椅子などでも異物感が無く通過できる。
通し柱—2階建て以上の木造の建物で、土台から軒までを貫通する柱。一般的な住宅では各階の柱より太いものがつかわれる。
トップライト—屋根に設ける窓。壁面に設けた窓にくらべ、3倍以上の採光が確保できるとされる。日照に不利な住宅などに取り入れられる。
ドライエリア—階段の踏み面の端に取りつける滑り止め。 細かな溝を切るなどして、滑ったり踏みはずしにくくしている。
な
内装制限—建築基準法による法規制。建築物の初期火災の延焼を防ぐために、室内の壁、天井の仕上げ材の防火性能について不燃、準不燃、難燃の制限がある。
内部結露—天井内や床下での結露も内部結露だが、一時的にでも通風や通気がある場合には、あまり問題にはならない。問題視されるのは壁の内部での結露である。
長押—鴨居の上部で、柱を水平につなぐように取りつける横木。かつては構造材だったが、現在は化粧材として扱われている。
24時間換気システム—24時間、機械によって自動的に換気をおこなうシステム。シックハウス症候群の防止をおもな目的としている。
ニードルパンチ—通常のカーペットは織物であるが、ニードルパンチは繊維を圧縮したものなので、糸目がない。ニードルパンチは安価であるので、土足で歩く事務所などに普及している。
ニッチ—花や小物を飾るため、壁面をくぼませてつくる棚。 ダウンライトなどの照明を入れる場合もある。
ヌック—キッチンの脇や階段の踊り場などに設ける空間。 家族が会話をしたり、作業をするスペースとしてつかわれる。
濡れ縁—住宅の外部に設けられた縁側。風雨にさらされ濡れてしまうため、このように呼ばれる。
根太—床板の下にわたし、床板を支える横木。材質や取りつけかたによっては床が鳴る原因となる。
熱溶接—ビニル床シートのジョイントの処理方法の一つ。溶接棒を用いて熱により加熱融合させる。
野地板—瓦をはじめとした屋根の仕上げ材を固定するため、屋根の下地に張る板。おもに構造用合板がつかわれる。
ノンスリップ—階段の踏み面の端に取りつける滑り止め。 細かな溝を切るなどして、滑ったり踏みはずしにくくしている。
ノンスリップ—階段の段板先端部に取り付ける部材で、滑り止め、摩耗防止などの効果がある。
は
ハイサイドライト—目線より高い位置に設ける窓。プライバシーをまもりながら、 部屋の奥にまで充分な採光が確保できる。
パイル長—基布の表面から先端までのパイルの長さを差す。
パイル密度—単位面積あたりのパイルの打ち込み本数をあらわす。
バインダー—ビニル樹脂に可塑剤と安定剤を加えたもの。
発砲層—気泡を含んだシート層のこと。
はつり—コンクリートの表面を削り取ること。
パティオ—スペイン風の中庭。床にタイルやレンガを張るほか、 噴水や水盤を設けたり、草花や果樹を植える。
はめ殺し窓—採光および意匠性を目的とする開閉できない窓。 フィックス窓、ピクチャーウィンドウともいう。
バリアーフリー—床に凹凸があると、足の不自由な人や車椅子の人の行動に制約が出るてしまう。そのため,床に凹凸を付けないことがバリアーフリーとして推奨されている。
貼り付け可能時間—オープンタイムを過ぎて、施工可能な時間。
パントリー—食品、食器、調理器具などを収納するスペース。 キッチンの隣に配置されることが多い。
反応型接着剤—化学反応によって硬化する接着剤。湿気反応型のウレタン系、2液反応型のエポキシ系がある。
ピールアップ工法—カーペットタイルの施工によく行われる、はがすことが簡易な接着剤を使用した工法。
光触媒—太陽光や蛍光灯があたると、表面で酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物などの汚れや細菌などの有害物質を除去する。
ピクチャーレール—天井や壁の上部につけて、絵画や写真パネルなどを吊すためのガイドとする金物。
引っ掛けシーリング—引掛けシーリングをつかうと、照明器具を変えるにあたって電気工事が不要なため、現在では新築にはほぼ使用されている。
平織—経糸と緯糸を一本づつ交差させて織る基本的な織り方。
ビルトイン—収納家具や住宅設備がはじめから組みこまれている状態。つかい勝手がよく、見ためもすっきりする。
広縁—幅の広い縁側。一般的な縁側にくらべて30cm以上も広く、 ゆったりしているため、気軽な応接スペースとしてもつかわれる。
ピロティ—1階は柱だけで構成し、2階から居住空間をつくる建築様式。1階は車庫として利用されることが多い。
表面クリア層—塩ビを主とする床材の表面トップ層に使用。
ファサード—建物の正面の外観。外観としての見せ場があれば、 側面や背面もファサードという場合がある。
フェルトグリッパー工法—フェルトを敷き、グリッパーのピンにテンションをかけて引っ掛けることでカーペットを敷きつめる方法。
踏面—階段の上面のこと。
プライマー—接着剤などの接着力を高める為に塗る下塗り剤。
フリーアクセスフロア—床下地と床仕上げの間に空間をとって仕上げる工法で、配線が自由に行われる。
不陸(フリク)—面に凹凸があり平らでないこと。
ペアガラス—複層ガラス。2枚のガラスのあいだに乾燥した空気をはさみ密閉しているため、 断熱性や遮音性にすぐれている。
ベタ基礎—建物の下全体をコンクリート敷きとした基礎のこと。土台の下だけに、逆T字型のフーチング形式の基礎を設ける布基礎にたいして、ベタ基礎は強靱である。
防汚加工—繊維に汚れがつくのを防ぐ加工で、シリコン系の樹脂やフッ素加工樹脂が用いられる。
ホモジニアスタイル—バインダー含有量が30%以上の塩化ビニルタイル。
ポリエステル—石炭、石油が主原料の合成繊維。耐久性、耐薬品性等に優れ、しわになりにくいという特長もある。
ポリプロピレン—石油精製の際に多量に発生するプロピレンを熔融紡糸したもの。
ホルムアルデヒド—建築基準法で規制される人体に有害な化学物質の一種。規制の対象となる建築材料は、「ホルムアルデヒド発散建築材料」として告示で定められているものに限られている。
ホームセキュリティ—火災、侵入、施錠忘れなど、住宅内の異常をセンサーが感知すると、警報を鳴らしたり、警備会社に通報するシステム。
ま
マスキング テープ—塗料やコーキングなどが、余計な部分につかないように張る紙のテープ。完成前には取ってしまう。
間柱—柱と柱のあいだに、約45cmの間隔で入れる柱。 構造を補強することはもちろん、壁の取りつけにも利用される。
マホガニー—硬いので加工は難しいが、狂いが少なく耐久性に優れている。建築材料としてよりも、高級な家具や楽器の材料として用いられている。
丸太組工法—樹皮を剥いだだけの丸太材や角材を水平に積みあげて壁をつくる工法。ログハウスなどによく使用される。
廻り縁—天井と壁が接する部分に取りつける棒状の化粧材。 それぞれの仕上げを美しくおさめるために取りつけられる。
ミストサウナ—ほどよく熱い霧状の蒸気が噴きだすサウナ。 ドライサウナとちがって低温多湿なため、肌や髪にやさしく、のぼせにくい。
無垢材—1本の木からとったつなぎめのない木材。調湿性にすぐれているほか、木本来の質感が楽しめる。
免震構造—建物と基礎のあいだにゴムやダンパを入れ、 地震の揺れを吸収することで、建物の損壊・倒壊を防ぐ構造。
モジュール—建物を設計・建築する際に基準となる寸法・単位。1mを基準とするメーターモジュールが主流になりつつある。
目付け—カーペット、カーペットタイル等の単位面積あたりのパイルの重量。
面取り—仕上げ部材の角を削り取る事。
モジュール—建物を設計する上での基本単位のこと。最近、建物の洋風化に伴いメートルが増加傾向にある。
モルタル—セメントあるいは石炭と砂とを混ぜて水で練った素材。砂利の入ったコンクリートと区別される。
や
ユーティリティー—洗濯やアイロンがけなど家事をおこなうスペース。キッチンやバスルームの隣に配置されることが多い。
床下収納—キッチンや洗面室の床下に設けられた収納。 食品、洗剤、掃除用具など、場所に応じて様々なものをストックできる。
床暖房—床下に温水や電気を熱源とする発熱体を敷いた暖房。 空気を汚さずに、部屋全体をムラなく暖められる。
ユニット工法—工場でつくった建物のユニットを、現場で組み立てる工法。工期は短縮されるが、間取りの変更は困難になる。
浴室換気乾燥機—バスルームの天井や壁に取りつけ、バスルーム内の換気や暖房、バスルーム内に干した洗濯物の乾燥などをおこなう設備。
寄棟屋根—4方向に勾配する形状をとっている屋根。切妻屋根にくらべて雨が流れやすいほか、優雅な印象となっている。
ら
ライトコート—採光のための中庭。ライトコートを中心に部屋を配置することで、家全体に自然の光をいきわたらせられる。
琉球畳—縁がなく、縦と横の寸法が等しい正方形の畳。 モダンな印象から、リビングなどにつかわれることも多い。
リバース施工—施工方向を互い違いにして貼る工法。
ルーバー—窓や扉につけるブラインド状の羽根板。外からの視線を遮りながら、採光と通風を確保できる。
ルーフバルコニー—階下の屋根を利用したバルコニー。通常のバルコニーよりかなり広いため、第2のリビングとして利用できる。
レンジフード—キッチンのコンロの真上に設置し、料理の際にでる 水蒸気、油煙、臭いなどを、効率的に外へ排出する設備。
ロールスクリーン—ロール状の布を引き下げたり巻き上げたりして開閉するカーテン。天井から吊るせば、部屋の間仕切りとしてもつかえる。
ロフト—屋根裏部屋。住宅の場合、部屋の上部を区切った中2階を指すことが多い。寝室、書斎、収納スペースなど多目的に利用できる。
割付け—施工の際、基準線、ジョイント位置等を決めること。
JAS—日本農林規格
JIS—日本工業規格
MDF—中質繊維版。表面が滑らかで安定性に優れている為、塗装や表面加工がしやすい。
MSDS—化学物質等安全データシート。化学物質の成分や性質、毒性、取扱い方等に関する情報を記載したもの。
SEKマーク—(社)繊維評価技術協議会の定める抗菌防臭加工ならびに制菌加工の品質と安全性を保障するマーク。