株式会社 サタケ

 

株式会社サタケは壁紙、床材、カーテン、建具、水廻り等のインテリア内装建材卸の総合商社です

STYLE+(スタイルモア)は、カーテン・クッション・照明・床材・家具等のインテリアを紹介しています。

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インテリア探訪 壁装施工の積算・見積り標準書式の研究・作成の経緯を追う

  今から9年ほど前の壁紙問屋7社の約7千点の壁紙についての施工性を調査した研究結果である。
  今では、壁紙の種類も当時とは変わっているはずだが、一口に壁紙と言ってもこれほど施工性の違うものがあることを知ってもらう上では大変役立つ資料と言えよう。
  この研究の初めに、筆者は、ビニル壁紙が糊付けし畳んだら「折れ筋が付く」ということにびっくりした。

 

破れない汚れない

  何分にも旧い人間で新しい事情に疎かったわけだが、ビニル壁紙の登場し初めは「破れない、汚.れない、ビニル壁紙」のキャッチフレーズで鮮烈な印象を与えた。
  当時のビニルは、紙などという安物素材ではなく「新しい化学物質の高級素材」という認識だった。従って、当時の壁紙の織物やビニル製品は、その高級品に相応しく、製品の名称も「壁紙」ではなく、「壁装材料」と、新造語を当てはめて呼称しようということさえ行われた。
  当時の小川商店の小川専務、京橋松屋の伴専務、三光化学工業の所社長などの協議で、それを元に、壁装材料協会という団体も誕生した。

 

弱いビニル壁紙

  横道にそれたが、折ろうと畳もうと、開けばピンと元通り平らになる。ただし、欠点はカールぐせがあるなどの知識しかなかった者にとっては、「畳みぐせ」はびっくりだった。しかし、その後、益々弱いビニル壁紙が流行し始めてきて、その対応をしっかりしないと施工業者が苦境に追い込まれかねない事態が分かった。
  本紙がハウジングメーカーや設計者に壁紙に関して意見を聞いた中にもその傾向が強まっていることが感じられた。
  設計者は、仕上げの防火性能を最も高い「不燃」にし、かつ、意匠的には色彩を重視し、ペンキ塗装同様のフラットな(シボの浅い)面を構成する仕上げを指定する傾向が強いことが分かった。
  この要求に適うビニル壁紙は、先ず、不燃の認定を得るため有機質量を極力少なくする。つまり、裏打ち紙も表面樹脂層も極力少なく薄い材料とする。かつ、樹脂層の構成は炭酸カルシウムを多くする。そして、表面は細かなシボで浅く付けることとなる。
  メーカーの技術力ですれば、それら製品の生産は可能である。しかし、施工の時点では、その壁紙が納まるよう仕上げるのには、大変な手間と扱い注意が必要となる。

 

下地の平滑化

  先ず下地の平滑化の手間が大変になる。下地調整代は総パテ掛けに近い費用をもらわないと赤字になる。

 

オープンタイム

  材料扱いが違う、糊を付けても畳めない。大きく巻いてオープンタイムを取るしか方法がない。

 

張り出し

  張り出しが大変、通常品のように両ミミをつまんで位置決めをしようとすると、ミミが破れて、時によっては材料1枚を無駄にしてしまうこともある。

 

撫で付け・仕上げ

  撫で付けや切り付け等の仕上げも、へラでしごいてスピード施工という訳には行かない。時には、当て紙をして撫で付けるなど、注意深く、手間を惜しまず施工する必要がある。

 

適正な工賃を

  ざっと見てきたように、この種壁紙の施工は、一般的な張りやすい壁紙を施工するときの3倍の施工費で受注しないと施工店の経営は成り立たないことが分かる。

インテリア探訪