株式会社 サタケ

 

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チームで問題解決 女性職人の育成、今後大事に

 

 業界へ入職する若者が減っていると言われる中、独自の採用活動で若者を採用し職人を育て続けている中村表装㈱の前田光弘社長に同社の人材育成などについて聞いた。

――職人志望の新人を毎年採用し育成されていますが、新人募集はどのようにされていますか。
 高校生の新卒者募集は7月1日に解禁になるので、それから各学校を回って進路指導部の先生に会います。学校訪問を始めた当初は100校位を回りました。それから毎年、30年以上続けていると顔なじみの先生が増えて学校の情報も入りやすくなり、現在は20校ほどを訪問しています。採用は毎年3~4人です。これは以前から変わっていません。

――どんな生徒を採用していますか。
 応募してきた生徒に実際に会えるのは企業訪問の時と採用の面接の時の2回だけです。それで適性を判断するのは難しいですよ。だから、選考の基準はほとんど“勘”みたいなものです。なので、内心「(選考を)失敗したな」と思ったこともありましたね。

――せっかく採用しても最近の若者は長続きしないなどと聞きますが。
 長続きしないで辞めてしまう子は、いない訳ではないですが少ないです。「辞めたい」と言ったら、それは根性が無かったということで、“去る者は追わず”ですよ。でも、一度は引き止めます。辞めたい理由は、大体が先輩との相性とか人間関係なので、それを考慮して対応します。それで考え直して頑張っている子も結構いるんです。

――学校訪問は地域限定ですか。
 一時期、バブルの頃に九州の学校を回ったこともありました。でも、その時採用した子たちは皆辞めてしまっています。中には地元に帰って同じ仕事している人もいますが。最近は、北海道・東北地区に限定しています。東北の子たちは覚悟ができていると感じるし、今は同じ学校の先輩が何人もいるので、子を出す親も先生も安心できるんです。もちろん入ってくる子も学校の先輩がいれば安心できますよね。

――業界へ入職する若年の減少が問題視されています。採用難の心配は?
 出生率が低下し、一人っ子が増えるなど以前に比べて若者が減り、採用しにくくなっているとは思います。ただ、当社の場合は少人数採用なので特に心配はしていません。

――人材育成についてはどのように。
 10年ほど前から「Team NAKAMURA(チームナカムラ)」という取組みを行っています。これは、全職人を5~6チームに分けて、技術的なことや現場でのことなど色々な問題をチーム内で話し合って解決するものです。例えば、悩みを抱えている子がいれば、チーム皆で考えて解消するようにしています。

――技能評価制度を活用しているそうですが。
 技能検定は今のところ1級以上の資格がありません。当社には1級の職人が大勢いて、同じ1級でも取りたての1級とベテランの1級では技術力が違います。そこで、社内的な評価をして、S/A/B/Cの4ランクに格付けしています。評価項目は社内で決めたもので、身だしなみや挨拶に始まって技能全般を評価する20項目です。その結果によって1年毎に待遇を変えています。1年おきに50人の全職人と面談するのは大変なんですが、職人のモチベーションを上げるためでもありますから。

――これからの人材についての展望は。
 来年度入社の新人は2名なのですが、これから少子化が進んでいくとどうなるのかという感じです。今、外国人材の活用ということが言われていますが、何か採用対策を考えないといけないですね。ただ、この仕事は一人前の仕事をするには5年じゃダメなんです。それより、女性の職人を増やしていけば外国人に頼らなくても済むでしょう。ウチには今4人の女性職人がいますが、皆優秀です。現場でも女性監督が増えているし、学校では建築科に昔では考えられないほど女子生徒が増えています。それも踏まえて、職人の更なる技術力のアップを図っていきたいと思っています。

――最後に、これから業界が取組んでいくべき課題は何でしょうか。
 業界の全ての人が真剣に職人育成に取り組むことだと思います。ビニルだけでなく、何でも張れる職人を育てることが大事です。それと、壁紙業界ではプラスチック壁紙を含むビニル壁紙が全体の99%で、織物・紙・不織布などは合計しても1%しかない。それを、1%ではなくせめて10%に増やすことです。ビニル壁紙の異常なシェアの改善を望みます。さらに言えば、施工店であってもプレゼンする能力、様々な材料を知っていていろいろな提案ができる提案力を身に付けることも、これからは大切ではないでしょうか。

――有難うございました。

中村表装㈱ 創業:慶應元年(1865年) 資本金:50,000,000円 従業員:27名
営業内容:壁装・襖・障子・どんす張り・化粧フィルム張り・カーテンおよび内装仕上げ施工、内装仕上げ材料販売。
住所:東京都港区西新橋2-4-5
電話:03-3504-3301