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HOME»  業界NEWS 2020»  業界NEWS 2019»  登録内装仕上工事基幹技能者講習

2019年度、登録内装仕上工事基幹技能者講習のスケジュールを決定

 日装連、全室協、ジェイシフの内装3団体で運営する登録内装仕上工事基幹技能者推進協議会は、このほど「2019年度登録内装仕上工事基幹技能者講習」の会場と日程を決定した。今年度は4月17日~19日の香川会場を皮切りに、北海道、東京、大阪、沖縄、広島、仙台の全国7会場で実施する。
 登録基幹技能者とは、熟練した作業能力と豊富な知識を持つとともに、現場をまとめ、効率的に作業を進めるためのマネジメント能力に優れた技能者のことである。現在、全33業種の専門工事業団体が資格認定を行っており、内装仕上工事業においては日装連、全室協、ジェイシフの3団体で構成する登録内装仕上工事基幹技能者推進協議会が認定している。
 さて、平成8年に民間資格としてスタートした同資格であるが、平成20年1月から公的資格となり、それ以降、行政が行う各事業にてさまざまなメリットが付加されるようになっている。
 その一つが経営事項審査において、3点(一人あたり)の評価ポイントが与えられることだ。これにより公共工事入札に大きなメリットがある。
 もう一つが、4月から本運用がスタートする建設キャリアアップシステムでの優遇措置だ。登録基幹技能者には「建設キャリアアップカード」の最上位となる「ゴールドカード」が与えられる。
 建設キャリアアップシステムは、技能者の経験や能力を可視化する制度であるが、それがもっとも分かりやすく表現されるのが「建設キャリアアップカード」である。
 今後「建設キャリアアップカード」は、保有資格他さまざまな要件に応じて色分けが導入される計画だが、それもまだまだ先の話で、当面は登録基幹技能者に限って「ゴールドカード」が与えられることになる。その意味では、しばらくの間、「建設キャリアアップシステム」における唯一の上位クラスの登録者ということになる。
 また民間企業においても、登録基幹技能者に特別給付金を支給する事例も増えてきており、登録基幹技能者の価値は、今後ますます高まるのではないか。
 このように、建設業界全体で重要度が高まっていることを踏まえ、登録内装仕上工事基幹技能者推進協議会では2019年度の講習会を香川、北海道、東京、大阪、沖縄、広島、仙台の全国7会場での実施を決定した。
 日程、会場などは下記の表の通りで、受講料は3万円(税込・テキスト代込)。
 受講要件は、①10年以上の実務経験、②3年以上の職長経験、③1級技能士(内装仕上げ施工・表装「壁装作業」)、または1級建築施工管理技士、または2級建築施工管理技士(仕上げ)の資格を有している者。また今年度より「化粧フィルム工事作業」、「木質系床仕上げ工事作業」が③の要件に追加され、すべての内装仕上げ施工職種が対象となっている。
 なお講習会の申込方法、申込書類等は日装連HPで公開している。


 

「人材開発支援助成金」で経費と賃金の一部が助成

 

  同講習は、厚生労働省による助成制度「人材開発支援助成金」の「建設労働者技能実習コース」の対象となっているため、講習に関する経費と賃金の一部が助成される。平成31年度予算概算要求にも含まれており、2019年度の予算成立後の決定となるが、その前に概算要求時の内容を紹介する。
 経費助成は講習の受講料を助成するもので、賃金助成は講習期間(3日間)の受講者の賃金を助成するもの。
 助成金額は企業規模によって異なっており、ここでは日装連組合員の多くが当てはまる労働者数20人以下の事業者の場合を紹介すると、経費助成が2万2500円(助成率75%)、賃金助成が2万2800円(1日7600円)、合計で4万5300円となる。
 また受講者が建築キャリアアップシステム登録者の場合、賃金助成が2万5080円(1日8360円)に拡充される。
 さらに「生産性要件」を満たしている場合(生産性<営業利益+人件費+減価償却費+賃貸料+租税公課の合計を従業員数で割った数値>が3年度前と比較して6%以上向上していること)は、経費助成がさらに15%分上乗せ(2万7000円)、賃貸助成は1日2000円上乗せ(2万8800円)となる。
 このように「人材開発支援助成金」を活用すれば、大幅にコストを迎えられる。ぜひ有効に活用していただきたい。