建設リサイクル法遵守を徹底

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建設現場における建設リサイクル法の遵守を徹底するため、都道府県の建設リサイクル法担当部局と環境部局および労働基準監督署は毎年、合同で現場パトロールを実施している。令和4年は10月から11月に建設リサイクル法全国一斉パトロールを実施した。  実施内容は、建設リサイクル法担当部局が、建設リサイクル法の遵守状況の確認と周知徹底を行い、環境部局は廃棄物処理法・大気汚染防止法およびフロン排出抑制法の遵守状況の確認および周知徹底、労働基準監督署は労働安全衛生法・石綿障害予防規則の遵守状況の確認と周知徹底を、建設工事現場へ立ち入って行った。  パトロールの立入件数は、全国5285現場で、建設リサイクル法に関する指導等を行ったのは327件であった。その内訳は、標識の掲示287件、分別解体14件、無届工事7件、事前措置(特定建設資材への付着物の除去など工事前の措置が適切に行われていないもの)5件など。  建設リサイクル法は、建設工事で排出される廃棄物のリサイクルの促進を目的とする法律。

東京室内装飾新聞(第677号)より引用